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HONNEのエレクトロ・サウンドは都会的で洗練された最高のChill Out

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HONNE(ホンネ)というエレクトロ・デュオをご存知でしょうか。エレクトロというとDaft Punkが有名ですが、HONNEもじわじわとムーブメントがきています。

 

今日は、そんなHONNEについてご紹介します。

 

  

HONNEとは…

 

ホンネという音を聞いて、「あれ?」と思いましたか?そうです、日本語の“本音”が彼らのバンド名の“モト”になっています。また、インタビューで“HONNE”というネーミングについて、こんな風に語っています。(和訳部分は前後の文脈を参考に、わたしが意訳してます。)

 

Andy: We had already written five or six songs already before we reached the name, [but] the lyrics are all really personal to either James or I, so it just kind of fits nicely.

 

アンディー:ぼくたちは、“HONNE”という名前を付ける前にすでに5,6曲作ってたんだけど、どの歌詞もすべてジェームズやぼくのパーソナルなものだったんだ。だから、(“本当に感じていること”という意味の“本音”は)本当にぴったりな言葉だったんだ。

 

そんなHONNEはシンガーのAndyとプロデューサーのJamesからなる、ロンドン出身のエレクトロ・デュオです。2人の出会いは大学時代、Radiohead(レディオヘッド)が好きだということで意気投合し、一緒に音楽を作りはじめます。

 

温かみのあるエレクトロ・サウンドが特徴となっています。ソウルやポップスが融合したサウンドは、独特に洗練されていてとても心地いいです。リラックス・タイムにぴったりで、まったりとした時間を過ごしたい時におすすめです。このゆったりとしたエレクトロ・サウンドを特徴としたChill Out(スローなテンポで、クラブなどで客を落ち着かせる曲)は、The Chainsmokersをきっかけにムーブメントになり、HONNEもその流れを受けてSpotifyなどのストリーミングサービスで拡散されヒットにつながった部分があるようです。

 

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先ほど引用したインタビューのなかで、彼らはストリーミングサービスについて、こんな風に述べています。(和訳はわたしが意訳しています)ちなみに、このインタビューはロンドンのラウンドハウスという、1700人収容することができる会場でのライブ後にされたインタビューです。

 

I: It’s really crazy, bands are seeing exponential growth with the rise of streaming services like Spotify. It’s providing a new platform for new bands.

 

J: 100%. For a new band like us; without Spotify there is no way we’d be playing here tonight at a venue of this size.

 

インタビュアー:本当に驚くくらいに、いくつものバンドがSpotifyのようなストリーミングサービスによって急成長しているように見えます。そういったストリーミングサービスは、新しいバンドに対して新しいプラットフォームを提供していますよね。

 

ジェームズ:100%そうだと思うよ。ぼくたちのような新しいバンドにとってはね。もしSpotifyのような手段がなかったら、これだけ大きな会場(ラウンドハウス)で今夜こんなふうに演奏することはできなかっただろうね。

 

やはり、ひとつ前の時代にデビューしたアーティスト(ジャスティン・ビーバーやペンタトニックスなど)はYoutubeがきっかけとなることが多かったですが、いまの時代はSpotifyが代表するようなストリーミングサービスでの拡散が大きいようですね。

とくに、SpotifyはSpotifyが作成するプレイリストの質がいいので、好みのプレイリストを聴いていると「いい!」と思える知らないアーティストと出会えることが多いです。

 

 

HONNEと日本

 

“本音”をモトにした“HONNE”ですが、アートワークで日本をフィーチャーすることが結構あります。

 

最新シングルの【Just Dance】では「Just Dance」というタイトルよりも「ただ踊れ」という日本語の方が大きく書かれています。

また、「ただ踊れ」という言葉の横には「僕は君の中に僕の弱さを見つけたのさ。身体を両手で抱きしめて踊りなよ、まるで誰もいないかのように。」と、歌詞を一部抜粋して和訳した文章が書かれています。

そして面白いことに、とてもオシャレなんです。きっと、あのアートワークを日本人はつくれないような気がします。シンプルですが洗練されています。外国人から見た日本語の文字ってこんな感じなのか、と腑に落ちました。

 

 

Just Dance

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他にも、【Warm On A Cold Night】の日本版では、「Warm On A Cold Night」の日本語バージョンも収録されています。また、2015年に自分たちで立ち上げたレーベルの名前は“TATEMAE RECORDING”。語源はもちろん、日本語の“建前”です。

さらに、Izzy Bizuとコラボをした「Someone That Loves You」ではMVのそこかしこに日本的な要素が溢れています。

 

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HONNEの音楽

 

最後に“HONNE”の音楽的ルーツについてまとめていきます。

 

もともと“HONNE”の2人が出会ったキッカケがRadioheadということで、エレクトロ系の音楽が共通のスタートでした。そのため、エレクトロとして、とても洗練されています(ただ、2人とも楽器を弾けるので【WOACN】では半分以上が生の楽器です)。ですが、“HONNE”の特徴はエレクトロのなかにファンクやポップスの要素が含まれていること。この新旧のミックス加減、旧いものの落とし込み方が最高なんです。

 

では、どうしてふんだんにファンクの要素が盛り込まれているのか。

ジェームズは、マイケル・ジャクソンやクインシー・ジョーンズ(ジャズ・ミュージシャン)を聴いて育ってきました。また、アンディーは影響を受けたものとして、Destiny’s Childなどの90’sR&Bをアンセムとしてあげています。また、現在の音楽では、Chance the Rapper (チャンス・ザ・ラッパー)やKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の名前をあげています。とくにチャンスのことは本当に好きなようで、チャンス・ザ・ラッパーがグラミー賞3冠を果たした【Coloring Book】について触れているインタビューがすごく多かったです。あとは、Frank Ocean(フランク・オーシャン)の影響も大きいようです。

 

 

まとめ

 

“HONNE”は本当にChill Outという言葉がぴったりな音楽グループです。また、R&Bやファンクといったブラックミュージックの要素を思いっきり盛り込んでいるので、打ち込み系に抵抗感がある人でも聴きやすいと思います。とても癒される音楽です。

 

The ChainsmokersやFrank Ocean、Chance the Rapperのような音楽が好きな方にはたまらないと思うので、ぜひ聴いてみてください。