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ブログにもぴったり!読まれる文章の書き方

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メールからブログまで。読まれる文章の書き方

 

仕事でコピーライティングをかじっているヤマノカホ(@kaho_yamano)です。

 

ブログを始めたけど、正直文章の書き方がわからない…
仕事のメールで、意図が相手に伝わらないことがある…
記事の直帰率が高いのは、文章が下手だからかもしれない…

 

などなど、文章の書き方で悩むことって意外とありますよね。特に、現代は文章でのコミュニケーションが増えています。本の売上げが下がっているのに、文字・文章を読む場面・読ませる場面は増えているんです。

だから、文章力はこれからどんどん重要になっていきます。

そこで、“読まれる文章の書き方”のポイントを紹介しようと思います。

 

長い記事になったので、興味のある内容だけ読みたい場合は「もくじ」から飛んでください。

 

 

 

 

“読まれる文章”とは…?

 

いきなりですが、“読まれる文章”ってイメージできますか?

小説のような工夫を凝らした言い回しの文章でしょうか?起承転結や序破離、オチがはっきりとしている文章でしょうか?

実は、どちらでもありません。小説的な工夫は、娯楽・アートとしての読物に必要な工夫です。一方で、メールやブログなどの目的は情報提供です。だから、少しだけ意識するポイントがちがうんです。

 

文章はザックリ言うと「内容×表現」で出来ています。そこで、まずは「内容」についてポイントを抑えようと思います。

 

 

“読まれる内容”とは…?

 

あなたは、どんな内容を読みたいと思いますか?いろいろ思いつくかもしれませんが、大前提として一番大切なのは“読んでいて楽しいこと”。

そして、文章の“楽しさ”は「価値のあること(新情報)」と「ストーリーがあること」に分解することができます。

 

「価値があること(新情報)」とは、具体的にこういった内容のものです。

1.最新のトレンド情報

2.普通とちがう視点・角度

3.一般的ではない専門知識

4.一次情報(体験談)

5.役に立つ情報(ハウツー)

 

たとえば、この記事は5にあたります。「読み手にとってベネフィット(利益)があること」がポイントです。そのためには、「読み手が困っていること」を設定しておくことが大切です。

 

「ストーリーがあること」とは、具体的にはこういうことです。

1.疑似体験ができる

2.共感ができる

 

この「ストーリーがあること」は、体験談の得意技です。たとえば、子育てブログ。私はやまもとりえさんのブログが好きです。未婚で子どももいませんが。笑 私はふむふむと思いつつヒヨくん可愛いな~と思って読んでいますが、実際に子育てをしているお母さんは「ほんと、そうなの!!!」という共感や「私だけじゃないんだ!」という救いになっている部分が大きいのでしょう。

 

 

“読まれる表現”とは…?

 

次は“読まれる表現”についてです。技巧を凝らした言い回しや言葉遊びが“読まれる表現”の条件ではありません。

では、なにがポイントでしょうか?

たった一行のキャッチコピーでも、日常のビジネスメールでも、ブログの記事でも。そして、小説でも重要になってくる“読まれる表現”の共通点があります。それは、“読みやすい文章”だということ。

小説も?と疑問に思われるかもしれません。が、本当なんですよ。私はエンタメ文学の編集者さんや作家さんと関わる機会が多々あります。その時に、必ず大切なポイントとして挙がるのが文章の読みやすさなんです。

では、“読みやすい文章”ってどんなものでしょうか?

実はコツがいろいろあるんです。そこで、「構成」「パラグラフ」「文」という塊ごとに注意したい点をまとめていきます。

 

 

読まれる構成のコツ

 

「文章を書こう」となったとき、いきなり書きはじめていませんか?

それ、もったいないです。

どんな種類の文章であれ、必ず文章全体の流れを決めてから書きはじめる習慣を作ることをオススメします。

 

考えながら書いた方が早いよ。

と、思う人もいるでしょう。たしかに、考えながら書いた方がスピードとして速い可能性はあります。特に、「考えてから書くこと」に慣れていない人は、最初は時間がかかるかもしれません。

でも、考えてから書くことで「相手に伝えたいこと」が自分の中で明確になります。その結果、相手に伝わりやすい文章になるんです。

 

そんなこと言っても、構成の考え方なんてわからないよ…

って、思いますよね。私も慣れるまでは「構成とか、プロットとか言ってもなあ…」と悩んでしました。そこで、ベーシックなプロットとして下の流れがおすすめです。

 

▼タイトル:読者にメリット・ベネフィットを伝える<キャッチ>

▼ベネフィット:より読み手の興味を引きつける<フック>

▼根拠:読み手に納得してもらう<ボディ>

▼具体:根拠を強めて、読み手の疑う気持ちを払拭する<ボディ>

▼ベネフィット:もう一度ベネフィットを出してまとめる<ボトム>

 

ポイントはベネフィットが冒頭にきていることです。

文章を書きなれていない人は、こんな感じで順を追って話を進めがちです。

 

<例>

▼運動後にはちみつレモンがオススメな理由<タイトル>

▼レモンは酸っぱいです<具体>

▼これは、クエン酸がたくさん入っているからです<根拠>

▼クエン酸は疲労回復に効果があります<根拠>

▼だから、はちみつレモンは疲労回復に効果があります<ベネフィット>

 

タイトルにあった「運動後にはちみつレモンがオススメな理由」が文章全体の最後にきています。

これでは、読み手ははじめに自分にメリットのある記事なのか判断ができません。メリットが見当たらないと、読み手は離脱する可能性が高いです。また、頑張って読んでくれても、ワケがわからないまま話が進むだけ。結局、記事の概要がぼんやりとしてしまいます。

 

では、ベーシックなプロットに当てはめて並び替えてみましょう。

 

<例>

▼運動後にはちみつレモンがオススメな理由<タイトル>

▼スポーツ後の定番、はちみつレモン。実は、疲労回復効果があるんです。<ベネフィット>

▼なぜなら、レモンにはクエン酸がたくさん入っているから<根拠>

▼レモンのあの酸っぱさの正体はクエン酸なんです<具体>

▼実はレモンには、●●(別の食べ物)の●倍のクエン酸が入っているんです<具体>

▼甘酸っぱい「はちみつレモン」ですっきり疲労回復してみてください<ベネフィット>

 

と、こんな感じに変わります。読んでみて、こちらの方がすっきりと内容が頭に入ってきますよね。Webの記事では読み手は「他の記事に移る」という選択肢を持っています。そのため、冒頭でしっかりと「この記事にはメリットがあるよ!」と伝えることが大切です。

 

Point:ベーシックなプロット

▼タイトル:読者にメリット・ベネフィットを伝える<キャッチ>

▼ベネフィット:より読み手の興味を引きつける<フック>

▼根拠:読み手に納得してもらう<ボディ>

▼具体:根拠を強めて、読み手の疑う気持ちを払拭する<ボディ>

▼ベネフィット:もう一度ベネフィットを出してまとめる<ボトム>

 

 

読まれるパラグラフのコツ

 

記事設計のポイントがつかめたら、次はパラグラフのポイントです。ここでは、とても大切な3つのことを紹介します。

※パラグラフというと段落を意味しますが、ここでは“見出しで区切られたブロック”ということにしてください。

 

パラグラフのプロット

 

まずはパラグラフ内のプロットについて。

すでに記事全体のプロットについては紹介しましたが、パラグラフ内のプロットも大切です。

ここでも基本の型はこの通りです。

 

▼タイトル:読者にメリット・ベネフィットを伝える<キャッチ>

▼ベネフィット:より読み手の興味を引きつける<フック>

▼根拠:読み手に納得してもらう<ボディ>

▼具体:根拠を強めて、読み手の疑う気持ちを払拭する<ボディ>

▼ベネフィット:もう一度ベネフィットを出してまとめる<ボトム>

 

とはいえ、記事全体の構成よりもゆるくて大丈夫です。ただ、話が飛び飛びになると困るので、パラグラフごとのテーマはしっかりと据えて、軸をブラさないようにすることが大切です。軸をブラさない方法としては、テーマがはっきりしている小見出しを先につけておくことがオススメです。

 

文のつながりがスムーズ

 

次に大切なのは、文章を読んでいてスムーズに話が流れることです。前の見出しでも書いたのですが、話がブレないことが大切。そのためには、軸をしっかりと据えておくことが重要です。

また、文章の流れをジャマする要素には、こんなものがあります。

・周りの文と馴染まない、浮いたフレーズ

・混乱を招くような具体例

・普段使わない言葉や専門用語

これらがあると、文章を読んでいるときにつっかえてしまいます。そうすると、内容よりもフレーズや言葉に注意が向いてしまい、話の中身が頭に入ってこなくなるんです。

それでは、伝えたいことが伝わりません。読み手もイヤになってしまいます。

でも、書いているときは筆が進んでしまって、無駄な文章や表現を書きやすいもの。だから、書き終わったら音読をしてみるのが効果的ですよ。

 

1段落につき3文くらい

 

3つ目は段落の文章量について。文の長さにもよるんですが、目安としては1段落3文がベストでしょう。

 

なぜかというと、文が続きすぎるとスマホユーザーが読む気をなくすから。

スマホユーザーを意識することは、すごく大切です。たとえば、このブログ。直近3ヶ月を見ただけでも、約75%がスマホからのアクセスでした。全体の3/4なので、すごく多いですよね。

 

そんなサイトで画面いっぱいに文章が書かれていたら、読もうと思えませんよね?だから、改行はすごく大切なんです。

 

スマホユーザーにとっては、3文くらいが親切です。改行も、一行あけると読みやすさがアップします。ただ、私ははてなブログの仕様でただの改行でも行間が少し広めになるので、大きく話を切り替えなくていいときは、ただの改行を使っています。行間の設定にあわせて、対応してみてください。

 

 

Point:パラグラフのコツ

・パラグラフもプロットを考える。(ざっくりでOK!)

▼ベネフィット

▼根拠

▼具体

▼ベネフィット

 

・文のつながりをスムーズに

気をつけたいコトはこちら▼

1.馴染まない文や浮いたフレーズを使わない

2.混乱をまねく具体例は書かない

3.ふだん使わない言葉や専門用語は使わない

 

・1段落につき3文が目安

スマホユーザーが見やすいため!

 

 

読まれる文のコツ

 

最後は文のコツについてです。

文のコツの軸は「意図がシンプルに相手に伝わる」こと。その軸を支えるポイントは大きく分けて「表現的なもの」と「見た目的なもの」の2つがあります。

 

意図が伝わる文表現

 

まずは、表現的なコツです。ここでは、6つのポイントを紹介します。これらのポイントは、意識するだけで文章の読みやすさがガラリと変わります。それに、すぐに実践に落とし込みやすいので、「プロットを組むのはちょっとハードルが高いな…」という方にもおすすめですよ。

 

1.一文を短くする

“一文一義”という言葉を知っていますか?

「一つの文に入れるのは、一つの内容だけ」という意味です。

日本語は長い文を簡単に書けてしまいます。たとえば、こんな感じに…

"昨日の昼食がカレーだったんだけど、家に帰ったら夕食もカレーで、今朝も昨日の残りのカレーでうんざりでした。"

上の文、どうですか?ちょっと読みにくいですよね。この文には、意味が4つ入っています。「昨日の昼食がカレーだった」「帰宅したら夕飯もカレーだった」「朝食も残りのカレーだった」「3食連続カレーでうんざりした」。それを一文にしているので、意味がスムーズに伝わらないんです。

では、こうしたらどうでしょう?

"昨日の昼食はカレーでした。そして、なにも知らずに帰宅をしたら夕食もカレー…。朝も、一晩置いたカレーでした。さすがに3食連続カレーはうんざりですね。"

最初の文よりも、内容がシンプルに伝わると思います。このように、一文には一つの内容だけを入れることが、意図を伝える文の基本になります。

 

2.簡単な単語を使う

文章を書いていると、話し言葉では使わないような単語を使ってしまいませんか?

その単語、読み手にとってはストッパーになってしまいます。「ん?」と思って、意味がすんなり入ってこない。だから、意図がスムーズに伝わらなくなるんです。

下のことを実践するだけでも、伝わりやすさがアップします。

・会話で使わない二字熟語を使わない

ex.判然→はっきり

・漢字を使いすぎない

ex.為→ため、事→こと、過ぎ→すぎ、無い→ない

例えば→たとえば、躊躇う→ためらう、何→なに

とは言え→とはいえ、繋ぐ→つなぐ 等→など

・専門用語を使わない

・聞きなれない表現や言葉を使わない

ex.太陽のような笑顔

※小説とかではアリですが、そういう“表現”をウリにしない場合はない方がベターです。

3.ムダに修飾語で飾らない

基本語は、名詞の前にいくらでも飾りをつけられます。そして、説明したいことがあればあるほど、飾りをモリモリとつけたくなりがち。けれど、修飾語をつければつけるほど、文章の意図は伝わりにくくなります。修飾語がどの言葉にかかっているのかが、わかりにくくなってしまうから。

だから、できれば修飾語は1つに抑えるのがベターです。また、「夏“の”暑さ」といったときに使う“の”は最大でも2個連続までがいいです。「夏“の”昼下がり“の”暑さ」まではOKですが、「夏“の”昼下がり“の”ひなた“の”暑さ」はナシです。

 

4.形容詞を使いすぎない

人に何かを伝えるとき、「どれほど具体的に伝えられるか」が大切です。

たとえば、夏の花火大会に行ったことを記事にする場合。

「花火がキレイだった」

では、何も伝わりませんよね?形容詞は、なんとなく雰囲気を伝える言葉です。だから、話し手としては十分に説明した気になってしまう。でも、言葉を受け取った側は何もイメージできないんです。

花火は何がキレイだったのか。色?大きさ?連発の迫力?

一言に「キレイ」といっても、いろんな要素を含みすぎているんです。だから、実は共通のイメージを持つのがムズカシイ。

そのため、形容詞はなるべく単体では使わない方がいいでしょう。具体的に説明した上で形容詞をプラスするくらいがちょうどいいです。

 

5.自然な表現を優先する。

 

文章を書いていると、ちょっとした表現でも悩みますよね?

「〇〇なんです。」と「〇〇なのです。」はどっちがいいんだろう?
「やっぱり」と「やはり」のどっちにしよう…?

“話し言葉”か“書き言葉”か…。という問題ですね。

これ、“話し言葉”を優先していいです。理由は、その方がリズムがいいので、読み手としてもしっくりくるから。それに“話し言葉”の方が、親近感がわきますよね。この親近感って、すごく大切です。

ただ、ひとつ注意点として“方言”はナシにした方が無難です。その方言のネイティブ以外、正しいニュアンスが伝わりません。それに、慣れない人にとっては鬱陶しいだけですからね。

 

6.まわりくどい言い回しをしない。

 

まわりくどい表現って、意外といろんなところに潜んでます。

「この記事を読めば、“読まれる文章”を書くコツをつかむことができます。」

たとえば、上の文。なにも文法的な間違いはありませんよね?でも、まわりくどい表現が隠れています。

では、このように直したらどうでしょう?

「この記事を読めば、“読まれる文章”を書くコツをつかめます。」

この方がスッキリしますよね。

・~することができます。

・~ということです。

・~ということは…

などなど…。“こと”を使うと、だいたい文がムダに長くなります。やりがちなんですが、なるべく避けた方がいいです。

 

Point:文の表現のコツ

1.一文を短くする:一文一義

2.簡単な単語を使う

3.ムダな修飾語で飾らない

4.形容詞を使いすぎない

5.自然な表現を優先する

6.まわりくどい言い回しをしない

 

 

意図が伝わる文の見た目

 

文の“表現”のほかに、実は見た目も大切です。

今はネットで情報をたくさん調べられる時代なので、読み手に伝わる“スピード”が大切になっています。

そこで、ポイントになってくるのが「ラク」「トク」「ハヤク」

・読者が、楽に/楽しく読めること

・読者が、読んで得だと思えること

・読者が、意図をはやくつかめること

この3点、もともとは広告コピーで大切にされていたことです。でも、今ではコピーだけでなく“他人に読んでもらう文章”全般で重要です。そして、“文の見た目=グラフィック”は「ラク」と「ハヤク」に大きく役立ちます。

 

グラフィックのメリットは大きく分けて3つ。

・読んでいて飽きない

・大切なところがわかる

・グラフィックで強調されているところを読むだけで、概要をつかめる

この3つが上手くいくように、グラフィックを使うのがポイント。凝った工夫はいらないので、「太字」「アンダーライン」「吹き出し」「囲み」くらいで十分でしょう。

詳しいCSSなどについては、サルワカさんがオススメです。いつも勝手にお世話になっています。ありがとうございます。

 

 

Point:文のグラフィックを工夫する

「ラク」「トク」「ハヤク」には見た目の工夫が大切

オススメのグラフィック▼

・太字

・アンダーライン

・吹き出し

・囲み

▼参考になる本▼

 

文章を書くことは“サービス”です。相手を意識することがとても大切。“どうしたら、喜んでもらえるか”を考えることがスタートです。そういう視点で、いろいろ工夫を重ねてみてください!

 

▼参考にした本▼

 

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